2014年度 「礼節のルール25」 第17回

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2014年度 「礼節のルール25」 第17回

第17回は『前向きに批判し、受け入れる』です。safe_image


皆様、こんにちは。ゴールデンウイークも終わり、リフレッシュした気持ちで仕事に向かっていらっしゃる方も多いことでしょう。

さて、今回ご紹介する礼節のルールは「前向きに批判し、受け入れる」です。仕事やプライベートに限らず、人に指摘する、あるいは人から指摘を受けるという経験は多くの方がお持ちなのではないでしょうか。では、角が立たないように指摘を伝えたり、上手に指摘を受け取るコツとは何でしょうか?

まず、ここで言う「前向きな批判」は、フィードバックのことを指します。フィードバックとはある系の出力(結果)を入力(原因)側に戻す操作のことを言います。つまり、ある人が周りに発信していることを他者が見て、どのように見えているかを伝えることです。
幸い私の周りには上手にフィードバックをしてくれる人と、そうでない人の両方がいます。
上手な人はお手本に、そうでない人は反面教師になります。どちらもその根底には愛があると思いますが、やはり伝え方には工夫が必要だと感じます。

本書によると、メッセージの送り手としてのコツには以下のようなものがあります。
・相手の助けになろうという意図から行う(相手を侮辱したり、操ったり、復讐しようとするのではない)
・相手を攻撃するのではなく、問題点を具体的にする(人ではなく、事に焦点を当てる)
・批判の前に肯定的なコメントを入れられるかを考える
・相手の気持ちを理解していることを示す
・解決策を見つけようとする、提案する
・おだやかにやさしく共感を持って接する
・肯定的な言葉を付け足す

また、受け手としてのコツには、以下のようなものがあります。
・すべての批判(フィードバック)が良質という訳ではないことを知っておく
・現実的に考え、真剣に受け止めるべき部分を探す
・客観的に聴く

「相手を責める」「相手から責められる」と感じるやり取りは建設的ではありません。相手への思いやりと敬意を持ちながら、お互いに成長を促しあえる関係づくりができると良いですね。


【橋本佳苗, AICI FLC】